春から班長になる人必見!班長の心得4選

工場勤務
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春は入社・退社の季節でもあり、人事異動の季節でもあります。
工場(製造業)でも例外ではなく、
一般作業者から責任あるポジションに昇格する方もいることでしょう。

いきなりですが、班長(リーダー)になるとラクをできたり、
自分の思い通りに人を扱うことができると思いますか?

答えは「半分イエスで、半分ノー」です。

なぜ、そうなるのか?今回は工場の現場責任者歴10年の僕が、
新米班長さんが気をつけるべきこと、心得てほしいことを解説していきます。

新米班長(リーダー)が気をつけるべきこと

挨拶は自分からする

よくありがちなのが、偉くなったから挨拶はしないということです。
これは大きな間違えで、偉くなったからこそ自分から挨拶をするべきです。
挨拶をしなくなると、「偉くなったとたんに横柄になった」と部下たちが思い
徐々に距離が生まれてきます。
逆に積極的に挨拶をすると、部下たちも心開いて仕事がやりやすくなります。
挨拶は誰でもできて尚且つ最強のコミュニケーションです。
積極的に挨拶しましょう!

いつまでも作業者感覚でいない

班長になったら今までの作業者感覚は捨ててください。
ここで勘違いしてほしくないのは「作業者感覚」を捨てるのであって
「作業者目線」は捨てないことです。


作業者感覚とは、その持ち場の責任だけを持って仕事をすることです。
例えば、組立Aを担当しているなら組立Aの工程だけを責任もってやる。
作業者だったらそれで正解です。
しかし、班長になるとその班全体の責任を負わなければなりません。
組立AもBもCも・・・すべて責任を負うことになります。
広く全体を見渡せる視野の広さが重要になります。

作業者目線とは、作業者の立場に立って考えることです。
例えば、ここに工具置き場があると取りにくいとか、
ここに棚があったらやりやすいとか、実際に作業する方の気持ちになって
現場改善していくことが重要です。
そのためには担当作業者とのコミュニケーションは大切ですし、
実際に自分で作業してみることも効果的です。

そして、作業者感覚でいてはいけない一番の理由は、
人を扱う仕事なのに人に扱われる感覚が抜けないことです。
この感覚が抜けないと、いいラインにはなりません。
今回は新米班長向けの記事なのでこの理由は後日解説します。

新米班長が心得ておくこと

常に人から見られていることを意識する

人の上に立つと、自分が思っている以上に周りから見られているものです。
作業者時代、こんなこと思ってた経験ありませんか?
「班長は話してばかりでラクそうだな」
「班長はパソコンばかり見ててラクそうだな」
「班長って大して仕事してないのに偉そうでむかつくな」
「班長ってあの人にはいい態度とっていて自分にはそっけない」
「班長いつも居ないくせに何か頼むといやそうな顔をする」
一度は思ったことありますよね?(笑)
こんな感じで作業しながらでも無意識に上に立つ人を見てるものです。
忙しそうにしろということではありません。
所作に気をつけろということです。
例えば頬杖をつきながらパソコンを打っていたとしたらどう思いますか?
だるそうに見えるか、暇そうに見えますよね?
上に立つ物として、人の見本になるような所作を心掛けてください。

班長は嫌われてナンボだと思うこと

よく言われることが、「責任者は嫌われ役になること」です。
人に指示する立場である以上、嫌なことも言わなければなりません。
高確率で嫌われます。(笑)
でも、嫌われたくない気持ちが強いと、言わなければならないことが言えなくなってしまいます。
結果、重大な問題に発展したり他の人に迷惑をかけてしまったりします。
人は、誰だって嫌われたくありません。
班長だろうが課長だろうが工場長だろうが、自ら嫌われたいと思う人はいないと思います。
でも、仕事を円滑に進めるには嫌われ役の存在は必要です。
ただ、敵になれということではありません。
言うことはしっかり言って、フォローもしっかりすれば皆ついてきてくれます。
ラインメンバーとの”会話”をしっかりすることが大切です。

まとめ

新米班長に伝えたいことは、上に立ったからと言って調子に乗らず
しっかりラインメンバーとコミュニケーションをとることです。
今できることをおごらずにしっかりやる。
レスポンスよく動く。
これらができれば円滑に業務ができると思います。
あとは経験です。いろんなことにチャレンジして経験値を積んでください。
僕もまだまだ勉強中です。一緒に頑張りましょう!

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