工場の班長(リーダー)は辛い?心折れそうなときの対処法

工場勤務
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新米班長
新米班長

班長の仕事って辛い。。心折れそう(´;ω;`)

班長(リーダー)になったばかりの人は
今までと違う立場になったこともあり、かなり気疲れすると思います。

上司と部下に板挟みにされ、その対処に疲弊してしまったり、
「こんなはずでは・・・」と思い描いていた班長像とのギャップに心折れる人もいるでしょう。

上記は僕が班長になった時に思ったことですが、同じ思いをしている人もいると思います。

本記事では、班長の仕事を軸に辛さや対処法を解説していきます。

班長(リーダー)の仕事

ライン作業者の管理

班長(リーダー)はライン作業者の管理をします。
具体的には作業者の教育・勤怠管理・仕事の指示・人員配置です。

新しい作業者が来たらルールや仕事の進め方を教育し
前もって休みや遅刻・早退の予定を報告させてスケジュールを組み(勤怠管理)
ラインが止まらないように作業指示をし
欠勤・遅刻・早退が出たらラインが止まらないように適切に人員配置します。

トラブル対応

生産する設備は機械ですのでトラブルはつきものです。

班長はトラブルを起こした設備を迅速に復旧させ、生産の遅れを最小限にしなければなりません。

的確な判断が求められますし、機械の知識も必要です。

また、不具合品を生産してしまった時の再発防止策の考案や
人間関係のトラブルも対処しなければなりません。

ラインの中で起こったトラブルの処理も大事な仕事です。

書類作成

ラインの改善報告書や企画書、対策書などの作成も班長の仕事です。

生産性管理グラフや設備点検票、標準作業指導書などパソコンを使う業務もあります。

班長(リーダー)が辛い理由

班長がなぜ辛いのか、理由は多岐にわたります。

  • 責任が重くなる
  • トラブル対応が多い
  • 板挟みになる
  • 嫌なことも言わなければならなくなる


このあたりが辛いと思う代表的な理由ではないでしょうか?
解説していきます。

責任が重くなる

班長=現場責任者ですから、ラインで起こったことの責任を取らなければなりません。

自分が作っていなくても不良品を出荷してしまったら謝罪をしなければなりませんし
対策書も作成しなければなりません。

また、作業者の指導も行いますが、人によってはスムーズにいかない場合もあります。

自分のこと以外で怒られることでストレスを感じ、辛くなってしまうわけです。

トラブル対応が多い

上記にもあるように不良品出荷もトラブルですし、設備の故障もトラブルです。

生産に遅れが出る → 出荷時間に遅れる

となったら関係各所に連絡して調整しなければなりませんし、謝罪もしなければなりません。

時間に追われるのもストレスです。

トラブルが解消したらなぜトラブルが起きたのか?対策は?などの報告を上長にします。

板挟みになる

班長は中間管理職の特徴ともいえる板挟みになりやすいです。

上長の要求を部下に伝えるパイプ役を担います。

上からの圧と下からの圧を受けて、うまい具合に調整する必要がありますが
これが一番辛い仕事かもしれません・・・

嫌なことも言わなければならなくなる

板挟みになると関連していますが、時として嫌なことも言わなければなしません。

指摘することや注意することは、嫌われるリスクが伴います。

新米班長が悩むのは主にこれではないでしょうか?

心が折れそうなときの対処法

自分を追い込まない

とにかく自分を追い込まないことです。

身近な上司や同じ立場の人に相談するのも良いでしょう。

やるだけやったら、もういいやっていう気持ちでいましょう。

完璧を求めない

完璧な人間なんていません。

間違えたら素直に謝ればなんとかなりますし、周りもフォローしてくれます。

たくさん失敗して少しづつ成長していけばいいのです。

まとめ

班長(リーダー)は確かに辛い仕事ではありますが、
この役職は認められた人しか務めることができません。

上長に「認められた」選ばれし人材なのです。なので自信を持ってください。

推薦してくれた上長もあなたと同じ「新米班長」だったのです。

あなたと同じ悩みを持ち、経験しながら今の地位に行っています。

言うならば先に同じ道を歩いた先輩なのであなたの気持ちはよくわかっているはず。

どうしても耐えられないと思ったら相談してみるのも良いでしょう。

ただ、一番重要なのは肩の力を抜いて仕事をすることです。

せっかくなった班長(リーダー)なので長く続けられることを願っています。

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