工場勤務はなぜ底辺といわれるのか?現役工場勤務者が見解を語る

工場勤務
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数多くある職種の中で、「工場勤務」と聞くとどうイメージしますか?

きつい、汚い、危険(3K)
つらい、単純作業、底辺・・・

おそらくこの辺のイメージが出てくると思います。
ネガティブなイメージはどの職種でもつきまといますが、
中でも「底辺」といわれることが多い気がします。

なぜ、工場勤務が底辺といわれるのか?
実際に工場に15年務めている僕が客観的に見た工場勤務の実態について解説していきます。

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工場勤務が底辺といわれる所以

「工場勤務=底辺」といわれるには底辺にみられてしまう理由があるからだと思います。
底辺に見られてしまう具体的な理由を紹介します。

学歴が低いイメージがあるから

工場勤務をしている人の学歴は様々ですが、「工場勤務をしている人=学歴のない人」
とみられてしまう事実があります。

なぜなら、工場勤務の求人条件に「学歴不問」を掲げているところが多く、
中卒でも高卒でも多くの人が目指しやすい仕事だからです。

だからと言って、工場で勤務している人すべてが中卒や高卒だということではありませんが、
世間からは工場勤務をする人は低学歴であるというイメージがついてしまっています。

実際、僕が勤める工場は大学卒・大学院卒の方もいます。

実態よりも世間のイメージから工場勤務=低学歴が定着してしまっているのです。

年収が低いイメージがあるから

工場勤務は稼げないというイメージがあるようです。

それでいて、肉体労働・重労働のイメージが強い工場勤務は、結果として
「過酷な仕事内容のわりに稼げない職種」と考えられているようです。

実際、一言に工場勤務といっても様々な種類があり、その種類によって収入も大きく変わります。

24時間稼働の交代制の現場もあれば、日勤のみでカレンダー通りの現場もあり、
夜勤のある前者の現場の方が収入は大きくなりやすいです。

また、日勤のみの現場も時間に限りあるなかで生産するので、
トラブル等で遅れが発生すると残業になり、残業が増えると収入は増えます。

職場によってはフォークリフトや溶接の資格を持っていると手当がついたりするので
一概に「工場勤務=低年収」というわけではありません。

きつい・汚い・危険の3Kのイメージがあるから

工場の仕事内容には、
きつい・汚い・危険(3K)
のイメージがあるため、底辺の仕事と言われがちです。

しかし、工場の現場環境も日々アップデートされており、
昔のような3Kの環境は改善されてきています。

ただ、昔ながらの現場はいまだに3Kの要素が多いところもあります。
そこは企業の運営方針によるところが大きいのですが、
時代とともに工場の現場環境が改善されてきているのは確かです。

単純作業のイメージがあるから

工場の作業と言えば大体の人が「単純作業」を連想すると思います。

例えば、ベルトコンベアに乗ってきた部品に別の部品をつけるだけとか
そういうイメージがあると思います。

しかし、これも現場によりますが、
例えば僕が働いている現場は加工→組立→検査→梱包を一人で行います。
単調と言えば単調化もしれませんが、商品の種類によって加工が違ったり
組立方法が違ったりして意外と頭を使いますし、何より経験がものをいう現場です。

このように工場勤務には単純作業の職場とそうでない職場があります。

まとめ

現役工場勤務者の僕なりに底辺と言われる要因を解説してきました。

確かに工場勤務は、派遣作業者が多く特別なスキルや学力が無くても入りやすい職種ですし、
体力勝負な部分もあります。

しかし、この仕事を長く続けるとなると一筋縄にはいきません。

体力はもちろん、それなりのスキルや学習能力、メンタルも兼ね備えていないと
続けることは困難でしょう。

それに、ある程度続けないと収入面のアップもできません。
これはどの職種にも言えること打と思いますが・・・

これから就職・または転職活動するうえで工場勤務が気になっていた方に
少しでもこの記事が役に立つのであれば、これほどうれしいことはありません。

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