ある時、写真に写る自分の姿を見て違和感を覚えた。
その違和感を感じたまま鏡を手に取り鏡に写る自分の姿を見て青ざめた。
自分が思っているよりも髪が薄くなったような気がする・・・。
一度そう思いだすと常に髪の状態が気になり、人目が気になり、そわそわして落ち着かない。
髪を洗うと洗面器に髪が多く落ちている(気がする)
髪を乾かすと髪が多く落ちてる(気がする)
これらはすべて30代に差し掛かるときの僕が経験したことです。
日本人男性の3割が悩む問題「薄毛」です。
薄毛になるのが若ければ若いほど死活問題になります。
そして、ほとんどの人がどうやったら治るのか?
以前の姿を取り戻したい。
そう願うわけです。
今、ネット上には様々な情報が流れていて、中には粗悪な情報も紛れているのも事実です。
僕も散々情報検索し、間違えた方法を取り入れ絶望したことがあります。
しかし、勉強し情報の取捨選択ができるようになってから薄毛の進行を止めることに成功しています。
この記事ではあなたが間違えた方法を選択せず、少しでも早く正しい薄毛改善に取り組むための情報を提供します。
そもそも薄毛は治るのか?
薄毛改善に取り組む前にそもそも薄毛になったら治るのかをズバッとお答えします。
薄毛は治ります。
ただし、毛根が死んでいないことが条件です。
薄毛には大きく分けてAGA(男性型脱毛症)とそれ以外の脱毛症(円形脱毛症など)があります。
恐らく薄毛になっているほとんどの男性はAGAであると言われています。
AGAは男性ホルモンの一種「DHT(ジヒドロテストステロン)」の量が発症に関係しているとされています。
つまり薄毛を治すにはDHTの量を抑えることができれば薄毛の進行を止めることができるわけです。
AGAの進行を抑えるフィナステリド
DHTの量を抑える方法はフィナステリド(プロペシア)を服用するしかありません。
そもそもAGAは遺伝要素が大きいとはいえ病気です。
病気を治すには薬を飲む、それでも効果が表れなかったら手術するという流れになりますよね?
AGAの治療も同じです。
病気の元を断ち、朽ちた髪を再生させる。
フィナステリドを飲むだけでは薄くなった髪を早く再生するのは難しい。
というか時間がものすごくかかります。
髪の毛を生やすミノキシジル
ミノキシジルはもともと血管拡張薬として開発された成分で、後に発毛効果があるとされて発毛剤に転用された薬です。
ミノキシジルには塗り薬と飲み薬があります。
塗り薬は直接頭皮に塗るタイプの薬です。
リアップなどが有名ですね。
飲み薬はミノキシジルタブレット(ミノタブ)といわれる錠剤です。
こちらは市販されていません。
塗り薬と飲み薬、どちらが効果が出やすいかというと飲み薬の方が高い発毛効果が期待できます。
なぜなら、塗り薬は塗ったところにだけ効果が出るのに対し、飲み薬は全身に効果が出るからです。
しかし飲み薬は早く効果が出やすい反面、副作用も強いです。
もともと血圧を下げる薬なので、容量が自分に合っていないと心血管系などに副作用が出る可能性があります。
医師の診断無しで飲む場合、自己責任となります。
フィナステリドもミノキシジルも薬なので安易に飲むことはおすすめしません。
フィナステリドとミノキシジルはどこで手に入る?
フィナステリドは市販されておらず、病院で処方してもらうか個人輸入で手に入れることができます。
病院で処方してもらう場合は皮膚科か、AGAクリニックに相談すれば自分に合った量の薬を処方してもらえるでしょう。
一方個人輸入は、医師の処方箋が必要ない代わりに自己責任での購入となります。
個人輸入サイトを見ると様々な成分量のフィナステリドがあり、安易に購入すると体に悪影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。
ミノキシジルは塗るタイプなら薬局やAmazon、楽天
などでも購入できます。
注意が必要なのは飲み薬の方で、こちらはAGAクリニックまたは個人輸入で購入できますが、副作用がかなり強いため個人輸入はおすすめしません。
必ず医師との相談の元、服用するかどうか決めてください。
AGAクリニックも以前と比べ、かなり多くなりました。
地方にも出来てきているのでハードルはグッと下がりましたが、薄毛はデリケートな問題なので恥ずかしさから躊躇する人も多いですよね。
今はオンライン専門のクリニックも誕生し、24時間いつでも相談できるようになりました。
リンクを貼りますので興味がある方は是非ご覧ください。
AGAは進行型、あれっ?と思ったらすぐに動く
鏡を見て自分の髪に違和感を覚えたら勇気を出して誰かに見てもらうことが大切。
おすすめは行きつけの美容院(床屋)で美容師に確認してもらうことです。
なぜなら、髪質・毛量の変化はいつも切っている人が一番わかるから。
そこで薄くなったと言われたらすぐに治療を開始しましょう。
AGAは放っておくとどんどん進行してしまいます。
絶望する前に早めに手を打ち、本来の自分を取り戻しましょうね。
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