MFゴーストは車好きに圧倒的支持を受けた伝説の作品「頭文字D」の続編として、2017年から「週刊ヤングマガジン」にて連載中の漫画です。
2023年1月現在、作者のしげの秀一氏の体調不良により連載は休載中ですが、アニメ化が決定しており今後ますます盛り上がってくる作品であることは間違いないでしょう。
この記事ではMFゴーストの原作からアニメの話まで、今まで作品に触れてこなかった人に向けた入門的内容になっていますので是非ご覧ください!
MFゴーストのあらすじ
MFゴーストは頭文字Dの約20年後にあたる西暦202X年が舞台。
内燃機関を動力とする自動車が世界中で生産中止になった世の中で、化石燃料をエネルギーとする自動車を使用したモータースポーツのイベント「MFG」が日本で開催され、世界中を熱狂させていました。
そのMFGに参戦するため、英国のレーシングスクールを卒業した19歳の天才ドライバーカナタ・リヴィトンが来日してきます。
カナタはMFG参戦に加えてある目的を果たすために来日してきたのですが……
MFゴーストの舞台
MFゴーストの舞台は神奈川県と静岡県に実在する一般公道。
頭文字Dが関東各地の実在する峠を舞台にレースを行っていましたが、道路を封鎖しない非合法のレースだったのに対し、MFゴーストは道路を完全に封鎖した合法のレースイベントとして開催されています。
また、頭文字Dが国産スポーツカーがメインだったのに対し、MFゴーストは日本国外の車が多く登場します。
ランボルギーニやフェラーリなど、スーパーカー好きも注目すべき作品と言えるでしょう。
またレースにはレギュレーションや開催スケジュール、予選タイムアタックなどがあり、よりモータースポーツに近い内容になっています。
カナタの愛車はTOYOTA 86

頭文字Dの影響もあり有名になった伝説の名車「AE86」の後継車として発売された「TOYOTA 86」が主人公であるカナタ(片桐 夏向)の愛車です。
ちなみに旧86は「AE86」という型式の名称なのに対し、新86は「86」という車の名称なのです。(型式はZN-6)
頭文字Dは非力なAE86でビッグパワーの高性能スポーツカーを打ち負かす爽快感が魅力でしたが、
MFゴーストでも参加しているスーパーカー達と比較すると非力でスペックが劣る86で並みいる猛者たちを打ち負かしていく爽快感が味わえます。
2023年、ついにアニメ化
そして2023年、MFゴーストはTVアニメになります。
放送日はまだ未定ですが、特報も公開され完成も近そうです。
3DCGで表現されるレースシーンはアニメ版「頭文字D」からしっかり受け継がれているようです。
ここで捕捉ですがアニメ版「頭文字D」は旧アニメ版と新アニメ版(新劇場版)があります。
旧アニメ版に対し、新劇場版は3DCGの質感や演出を大幅に変更・BGMにユーロビートを使用していない・声優陣総取替が行われており、賛否両論が巻き起こりました。
アニメ版MFゴーストは3DCGの質感こそ新アニメ版ベースだと思われますが、最新の特報ではBGMにユーロビートが使用されており、かつての旧アニメ版頭文字Dを彷彿とさせます。
そしてこれはうれしいファンが多いと思いますが、頭文字Dの登場人物の声は旧アニメ版の声優さんを起用しています。
個人的には新旧アニメ版も「頭文字D」の良いところを融合させたのがアニメ版「MFゴースト」だと思います!
今年はさらに盛り上がりそうな「MFゴースト」。
興味を持った方は是非注目してみてください!
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